日時:平成30年9月20日 10:30~17:00
場所:グランデはがくれ「フラワーホールA」
今回の研修会では、複式簿記の導入・移行スケジュールやそれに伴う国の支援について、九州農政局土地改良管理課・三谷課長補佐と佐賀県農地整備課・二又係長から説明がありました。
平成30年4月に土地改良法が一部改正され、決算関係書類として、現行の収支計算書等に加え、「平成34事業年度から貸借対照表の作成・公表しなければならない」こととなりました。今後、既存の土地改良区には、複式簿記の必要性が高まっています。
午後の部では、全国水土里ネット経理部・金内主任から、複式簿記の基本~勘定科目の設定・仕訳のわかりやすい講習があり、仕訳等の実践演習では、みなさん熱心に演習問題に取り組まれていました。
県内土地改良区のうち、いち早く複式簿記へと移行した佐賀東部土地改良区の髙平課長から、取組事例の発表がありました。その中でも、複式簿記導入の際に難しいとされる施設評価、それに沿う規約改正など、土地改良区の実情に合わせた諸課題への実際の対策方法は、今後導入を考えている土地改良区への励みとなりました。
参加した県内32土地改良区・県内農林事務所の職員のみなさんから、複式簿記の導入の必要性やそれらに伴う課題など、活発な質疑応答がなされました。
研修会カリキュラム
10:35~11:00 農林水産省現状報告
11:00~12:00 土地改良法改正に伴う複式簿記導入の必要性
13:00~15:00 複式簿記の基本~勘定科目の設定と仕訳
15:10~16:00 (演習)
16:10~17:00 取組事例発表
お知らせ
佐賀県土地改良事業団体連合会は、ミラウド会計を導入しています。
このシステムは、土地改良区の会計に特化し、単式/複式を選択できる新土地改良区会計基準に基づいた会計処理(全国土地改良事業団体連合会発行土地改良区複式簿記会計の手引様式準拠)が行える操作性・機能性に優れた会計システムです。
デモ版をご覧になりたい方は、総務企画課(0952-24-6268)までお問い合わせください。体験版の接続情報をご案内します。