換地事務


ほ場整備事業は、農業の基盤である土地を整備して水を確保する土地改良事業のひとつで、ほ場(農用地)の大区画化や用排水路及び耕作用道路などの整備を総合的に実施し、以後における農業生産の向上や農業経営の安定化が図られます。
このほ場整備事業によって土地の区画が変更されることに伴い、工事前の土地 (従前地)と、これに対して新たに面積配分された工事後の新しい区画の土地(換地)を法律上では同一とみなし、従前地に設定されていた権利関係等を換地後の新しい区画の土地へ変更手続きをする際に権利も移す(登記)法制度を「換地処分制度」といいます。
この換地処分制度に伴う法手続関係から地権者住民との調整及び換地計画書作成などの業務について、土地改良換地士(国家資格)が行い事業の円滑に努めています。


ほ場整備及び換地のイメージ(図解 換地計画の手引きより引用)

換地配分について地権者と協議する様子



確定測量


ほ場整備工事後に完成した新しい区画の境界について、現地で地権者と立会い新たに境界を設置し、国土地理院への各種手続きを経て国家資格である測量士が高精度の測量を実施します。近年では人工衛星を活用して基準点測量を行い、これを基にほ場整備した区画を測定して面積を算出します。
また、国土調査の際に設置された境界との調整など関係機関と十分に協議をしながら確定測量を実施し、地籍図関係や算出した各地目の面積などが最終的に法務局へ登記されます。 


人工衛星を活用した基準点測量の様子

法務局へ登記する地籍図の作成例